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11.24.18:56

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  • 11/24/18:56

05.06.19:44

おおっぴらには言えない和歌山・高野山ゾーンの利点

ここでは、周遊きっぷが廃止になった今だから言える和歌山・高野山ゾーンの利点について説明します。それは、

・ゾーン券の一部として渡される南海用カードは、実は利用期間が設定されておらず、単に使用開始した日からその4日後まで使えるカードである(すなわち5日券)

ということです。ということは、

・金券ショップに南海用カードを売る人がいたかもしれない。

ということです。たてまえとして、こんなことは見つかったら捕まってしまいそうですが、本当に売買したり捕まったりしていたのか一切不明です。売値・買値も不明です。

おそらくこのことが原因でしょうが、和歌山・高野山ゾーンはわずか数年で販売が中止されてしまいました。日常的に売っていた人、買っていた人がどのような行動であったか知りたいものです。

そもそも南海用カードをゾーン券と別々にした理由ですが、私鉄を含むゾーン(三河湾・日本ラインゾーンの名鉄など)ではゾーン券で私鉄の自動改札が通れないという問題があったので、自動改札が通れるようにどうしてもゾーン券とは別にカードを使う必要があったのだろうと思います。

そして、そのカードに使用開始日を設定するシステムがどうしても構築できなかったのだろうと思います。そんなわけで抜け穴のあるシステムとなってしまったのでしょう。残念なことです。

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09.16.23:23

おおっぴらには言えない周遊きっぷの利点

ここでは、周遊きっぷが廃止になった今だから言える周遊きっぷのかくれた利点について説明します。それは、
 
・一定の条件を満たしていれば、ゆき券・ゾーン券使用後にかえり券を払い戻すことができる。
 
ということです。一定の条件とは、
 
・ゆき券として航空券を使っていない
・使用済みゾーン券を捨てていない
・かえり券の有効期限内である
 
ということです。
 
払い戻し額は、かえり券の価格から210円を引いた額です。
 
具体的な払い戻し方ですが、
 
・かえり券とゾーン券を窓口に渡して払い戻してもらう
 
ということになります。できれば払い戻しのことを考えて、払い戻す場所で周遊きっぷを買うようにすれば最高です。
 
これでどのようなメリットがあるのかというと、出発地に戻らなくてもいいということです。
 
自分が実際に「青森・十和田ゾーン」と「近江路ゾーン」で実行しているのですが、
 
・青森・十和田ゾーンのゆき券を使い、ゾーン券を5日使った後で、ゾーン券の端の駅(盛岡)を出発点としてゆき券を作って近江路ゾーンの周遊きっぷを使って旅行する
 
ということができて楽しかったです。
 
また、ワイド・ミニ周遊券を「定期券的な利用」で使っていた人もいると思いますが、これらはB券を使い始めるともう払い戻しができません。したがってよほど「もとを取る」使い方をしないと損するでしょう。
ですが周遊きっぷでも定期券的な利用は可能です。周遊きっぷの場合、ゾーン券を使った後でもかえり券が払い戻せるので、「もとを取る」のに若干ハードルが低くなります。
 
でも周遊きっぷのゾーン券の有効期限はほとんど5日なので、有効期限が長かったワイド・ミニ周遊券より結果的にハードルが高い可能性もあります。まあ一長一短でしょう。
 
なお、ゾーン券が未使用でゆき券が手元にある場合、ゾーン券とかえり券をまとめて払い戻すこともできるようですが、ワイド・ミニ周遊券でA券を途中まで使った状態で払い戻す場合と同様に、払い戻し額は、
 
周遊きっぷ全体の価格(ゆき券+ゾーン券+かえり券)-ゆき券の経路の無割引の運賃-210円
 
ということになります。周遊きっぷはワイド・ミニ周遊券みたいに急行券なしで急行に乗れるわけではないので、単に210円損するだけということになり、メリットはないです。
 
周遊きっぷは15年という短い時間しか存在しなかった特別なきっぷで、自分は1998〜2004年しか使っていませんが、楽しかったきっぷでした。機会があればそのうちおおっぴらには言えないワイド・ミニ周遊券の利点も説明します。やはり払い戻しを利用したものです。